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フリーランス医師になる前に。やっておく事、知っておく事。

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フリーランス医師
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「フリーランス医師儲かるらしいねぇ~」「もう当直とか嫌だから!フリーランス医師になる!」とか、勢いだけでフリーランス医師になってしまっても大丈夫なのでしょうか?

以前の「フリーランス医師サバイバルマニュアル」でも少し話しましたが、ここではフリーランス医師になる前の手順と下準備に関してお話ししたいと思います。

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フリーランス医師になる前にやっておく事

まずフリーランス医師になる前にやっておく事は何でしょうか?次に上げることくらいは最低限やっておきましょう。

①今の職場に早目に辞める意思を伝えておく

社会人として当たり前ですが現在お勤めの方の場合には勤め先の病院に前もって(2,3ヶ月前には)辞職の意向を伝えておきましょう。後任のドクターを探したり、患者さんの引き継ぎをしたり職場に迷惑をかけない最低限の配慮は必要です。特に医師の業界は狭いので悪評はすぐに広まります。あなたのフリーランス転向後の仕事に支障を来さないためにも「立つ鳥跡を濁さず」でいきましょう。

②紹介会社に登録しておく

当たり前ですがフリーランス医師に転向したあとは常に自分で仕事を決めていかなければなりません。仕事の情報源となる紹介会社に登録を済ませておきましょう。

医師紹介会社は沢山ありますが、大手に2社程登録しておけば十分です。人材を探している病院側も色々な紹介会社に同時に登録するので、A社で紹介されている案件がB社にも紹介されているというのは普通にあります。

私はM3.comMRTを利用しておりますが、登録したあとも医師免許のコピーを郵送しなければいけなかったりすることもあり、実際に仕事を頂けるようになるには少々時間がかかります。ですからフリーランス医師になる少し前に登録は済ませておきましょう。

③家族の同意を得ておく

これは当たり前ですが、フリーランス医師になるということはいわゆる「フリーター」になるということなので、家族に余計な不安を与えたり争いの火種にならないように事前に同意を得ておきましょう。

④認定医・専門医の資格を得ておく

そもそも私は臨床経験の浅い医師にはフリーランス医師をお勧めしません。様々な状況に対応しなければならないからというのも1つの理由ですが、もう1つの理由は認定医や専門医の取得に必要な研修歴や症例数が得られない可能性があるからです。つまり専門医が取れなくなってしまいます。

「専門医なんか取ったって給料上がんねーし要らねーよ」とか「俺は出世とか狙ってないから専門医関係ねー」とか言う人もいるでしょうが果たして本当に専門医は無駄でしょうか?現在専門医制度はより厳格な方向に向かいつつあります。中には「専門医とそうでない医師の診療報酬に差をつけるべきだ」という意見もあります。そうなった場合フリーランス医師としても非専門医の価値は下がり給料が減るか需要が減るでしょう。

一度取っておけば済むのなら取っておいた方がチャンスは広がると私は思います。

⑤医療賠償責任保険に加入しておく

フリーランス医師は組織に属していません。したがって守ってくれる人は誰もいません。ですから自分の身は自分で守ってください。

具体的には医療賠償責任保険には必ず加入しておきましょう。

民間医局や東京海上日動などの保険があります。常勤・非常勤に関わらず保証される内容になっておりますので検討されてもいいのではないでしょうか?

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フリーランス医師になる前に知っておく事

①フリーランス後に常勤に戻れるか?

フリーランス後にもし常勤に戻りたくなったらどうでしょうか?これは一概には言えませんが、年齢が上になればなるほど常勤に復帰するのは難しいでしょう。フリーランス医師というのはキャリアにはプラスになるないため、空白期間のようなものです。それがあまりに長かったり、高齢になるまで続けていたとなると採用する側からすればかなり警戒するでしょうね。「怪しい医者」として見られる可能性も高いと思います。

②専門医を未取得の人は要注意

先にも書きましたが専門医を未取得の方は注意が必要です。専門医を取得する際には様々な要件があります。例えば「剖検症例○例が必要」「○○の疾患のサマリーが○例必要」等フリーランス医師をしていると要件を満たせないものが多々あります。

「専門医なんて要らない」と言っている人もいますが、後になって取ろうとしてもほぼ不可能になってしまうので専門医を取ってからフリーランスになりましょう。フリーランス医師としての信用も違います。

③社会保障費の負担増加

フリーランス医師になると普通は国民健康保険、国民年金となりますが、所得が高いためにこれらの額がバカになりません。

週に20時間以上の勤務をしていれば社会保険に入ることはできます。そのためには1つの医療機関で週に2.5日働かないといけません。また労使間での合意が無ければいけません。

真面目に働くとすぐに国民健康保険のmax96000円に到達してしまうので覚悟しておきましょう。

④信用が低下する懸念も

ここで言う「信用」とは、患者さんや他の医師からの信用ではありません。金融機関などからの信用です。いわゆる与信の話ですね。

医師以外の職業においては「フリーランス=不安定」が共通認識でしょう。したがって場合によってはお金を借りたり不動産を借りたりする際に信用を低く見積もられる可能性があります。もちろん「どれくらいの資産を持っているか?」や「過去に金融事故は起こしてないか?」等も大事ですが。

フリーランス医師の傍ら事業を起こそうと考えている方は頭の片隅に入れておいてください。

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素敵なフリーランス生活を

上記に挙げた通り準備をしてフリーランス医師の道に進めばきっと充実したフリーランス医師生活が送れると思います。皆さんの素敵なフリーランス医師生活を願っています。

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